ライフジャケットの常時着用!
携帯電話などの連絡手段の確保!
救助要請など海のもしもは118番!
選手を激励する巡視船えさんの電光表示 〔提供:小樽運河ロードレース大会実行委員会〕 |
選手を激励する巡視船えさんの電光表示 〔提供:小樽運河ロードレース大会実行委員会〕 |
平成29年6月18日(日)小樽市において、マラソン大会「第29回おたる運河ロードレース大会」が好天の中、開催されました。
この大会のスタート地点は、小樽港色内ふ頭の巡視船えさん定係地の目の前で、選手達は丁度、巡視船に向かってスタートを切ることになります。
そこで巡視船えさんでは、参加する市民ランナーに何か粋なメッセージを電光表示装置(ライトメール)を使用して送ることができないかと考え、急遽文面を作成し、
「めざせ完走!!自己ベスト!!楽しくがんばれ」
と選手から見える左舷側に表示して、スタートする選手達に熱いメッセージを送りました。
後日、同大会会長である小樽市長より、船長あてに思いがけないお礼状をいただきました。
お礼状には、参加したランナーから
「エールを送ってもらい、大変心強かった。」
「良いスタートが切れた。」
「海上保安庁にとても好感をもった。」
など、えさんが送ったメッセージに対する感謝の声が多数寄せられたことが書かれていました。
思わぬところで、小樽市民や全国各地から参加した3,045名の選手達と交流ができ、地域貢献・当庁のイメージアップの一翼を担った巡視船えさん、当庁への理解の促進につながる取組みはないだろうかと乗組員が常日頃から考えている成果でした。
また、この大会にはえさんからは運用司令長がハーフ男子50歳以上の部に参加して見事完走を果たし、巡視船えさんにとってダブルの喜びとなりました。
小樽市長からのお礼状を手にする船長(左)と 完走証を手にする運用司令長(右) |